みなさん、「思想」といったら何を思い浮かべますか?
「なんか小難しい考え方」「資本主義とか共産主義とかじゃない」と思い浮かべる人もいるでしょう。
そんな今回は、「思想についてもっと知りたくなる5つの名言」を紹介していきたいと思います。
新たな雑草を目指してLets Go!
「民族が全てであり、個人は無である」
この言葉は、民族至上主義の考え方を端的に示したものです。
民族至上主義は、民族という括りに対して、重要視していることがわかります。
視野を広げれば、見方も変わる
「利己主義という言葉は殆どつねに他人を攻撃するために使われる。主義というものは自分で称するよりも反対者から押し附けられるものであるということの最も日常的な例がここにある」
この言葉は、人間は自分の都合が悪い存在に対して、攻撃しやすいようにレッテルを貼ることを示しています。
人間は単純化して物事を見ることを好みます。
そのため、「〇〇主義」と相手にレッテルを貼りつけることで悪者をわかりやすくすることができます。
それは、反対者にとって相手をおとしめる格好の材料として利用することができるのです。
利己主義とレッテルを貼られるのは嫌だな……
なぜ利己主義とレッテルを貼られるかについて深く知りたい方は以下の記事をクリック↓
「自由を守るための急進主義は、全く悪ではない。正義を追求するための穏健主義は、全く美徳ではない」
この言葉は、自由はなによりも守られなければならないことを示している言葉です。
一見とても過激な言葉に見えます。
しかし、自由という大事な権利を守るためには何がなんでもすることの決意を表しているのです。
自由至上主義…
「利己的で偏狭で無秩序な民族主義は、一時的な利益をもたらすものの、正しい道とは言えず、最終的には国家を破滅させる道となってしまうことになりかねない」
この言葉は、自分の民族の利益ばかり考えていると、破滅の道に陥ることを示した言葉です。
相手がどう思うかという思考の欠如
「共産主義や社会主義はなぜうまく行かなかったのは、それは政府が経済活動をコントロールし、自分だけは豊かになりたいという欲望を制約したり、平等に分配をしたりした結果、人は今日より明日のほうが良くなりたいという欲望を失い、機関車はその動力をなくしてしまったのです」
この言葉は、共産主義や社会主義がなぜ失敗したのかの1つの要因を示しています。
「頑張っても意味がないと知れば、誰も頑張らなくなる」が、この言葉の本質だと言えます。
現在の日本という機関車は、明日良くなるという未来が消えかかることで、共産主義や社会主義のように動力をなくし始めているのかも知れません。
完璧な思想などあり得ない