「政治」この言葉を読んであなたはどう思いますか?
「胡散臭い!」「政治がダメだから世の中が良くならない」と言った思いを持っている人が多くいると思います。
そんな今回は、「政治」についてもっと知りたくなる5つの名言について紹介していきたいと思います。
新たな雑草を目指してLets Go!
「経済的に困窮している人たちほど強権的な政治家を支持する」
この言葉は、経済的困窮によって視野が狭まることで、強権的な政治家を支持することを表しています。
誰しも余裕があれば、悪い選択肢を選ぶ人は少ないと思います。
そのため、経済が人の考えに大きな影響を及ぼすことがこの言葉からよく分かります。
また、強権的な姿勢が、今の現状を大きく変えてくれると有権者が感じ、強権的な政治家を支持することにつながっているといえます。
心の余裕があるから金持ちではない。金持ちだから心の余裕があるのだ
「昔の政治っていうのは王族が最高の贅沢をしてきらびやかに過ごすことそのものが国力の証として外国への牽制になったんだ。だから初めから他人にどう見られるかをずっと意識している」
この言葉は、王族が贅沢を暮らしをする理由の1つとして、他の国に対して自国の方が優れていることを示すことで、相手から攻撃されることを防ぐための脅しであることを示しています。
自分の国は王族が豪華に過ごすことができるほど豊かであることを、他国の王族などに思わせることで軍事的侵略をためらわせることができるからです。
このように、常に誰かの目線を気にしなければならない王族は、なかなか大変だなと改めて思いました。
特権と責任は、表裏一体
「君臨すれども統治せず」
この言葉は、イギリスのことを示した言葉だと言えます。
イギリスは、国王は存在するが、政治権力は持っていない統治の仕方をしています。
日本も似たような形で、象徴的な意味として天皇がいる形になっているため、日本はイギリスと似た政治体制といえます。
政治権力がなくても、存在するだけで国をまとめることができるならば、存在した方が良いと言えますね。
権力はない。しかし、威光は存在する
「極端で過激な時代には過激派が勝つ。過激派のイデオロギーは宗教となり、自分たちの考えをそっくりそのまま真似しない者は誰だろうと、背教徒や異端や裏切り者とみられる。中間にいる穏健派は、抹殺されるのだ」
この言葉は、極端な考えや行動の方がわかりやすく、大衆に受けやすいという面を示しています。
大衆に支持されるとますます極端な考え方や行動に走るようになり、国が崩壊するに至る可能性もあります。
そのため、極端で過激な時代には「自分こそが正しい」と言った、独りよがりな考え方や物事を簡単に結びつけ、単純化された考え方には注意する必要があるといえます。
大衆は、簡潔でわかりやすい答えを求めている
「利害に基づく党派が最も害がない」
この言葉は、政治のドラスティックな所を示している言葉です。
友情や愛が人間同士を繋げることができるのかという大きな課題が見える言葉だと言えます。
政治には、権力やお金と言ったしがらみが重なるため、不確かな感情によるつながりよりも、利害に基づく関係の方が信じられることを示しています。
友達や恋人も利害があるからつながりがあるのか?