みなさん、「外交」と言ったら何を思い浮かべますか。
様々な国の人と交流し、交渉するのが「外交」と思い浮かべるかもしれません。
そんな今回は、「外交に関する5つの名言」を紹介していきたいと思います。
新たな雑草を目指してLets Go!
「外交の基本は相手をびびらせること」
外交において相手の国に隙を見せることは致命的です。
そのため、自分の国が有利に外交を進める上で、相手をびびらせることは基本ということをこの言葉は伝えています。
外交は、「言葉の戦争」だと言えます。
マウント合戦……
「国家間に真の友人はいない」
この言葉は、外交上では良好の関係を持つ国家同士でも、本当の友人にはなれないことを示しています。
その理由は、どんなに良好な関係を国家同士が持ったとしても、どの国家も一番重要なのは自国の利益のため、真の友人にはなれないことを示しています。
同じ地球に住む同じ人類にも関わらず、外交において対立が発生する原因は、自国と他国という線引きがあることで自国中心の思考が生まれるからだと言えます。
国家が仲悪くても、人間同士なら仲良くなれる
「我が国以外は全て仮想敵国である」
この言葉は、外交において信用することができるのは自国のみということを示しています。
どんなに国家同士が仲良くなっても、100%信用することはできません。
そのため、自国以外は仮想敵国なのです。
外交の世界は、相手と心理戦を続けないといけない、精神が磨耗する環境だと言えます。
握手の裏で、相手は銃を持っているかもしれない
「あなたが嘘をついた途端に、世界中にあなたは嘘つきだと伝わる。それほど外交の世界は狭い社会だ。『あいつは嘘つきだ』とわかった時に、誰が仕事をしてくれるのか。1回は騙せるかもしれない。しかし2回以上騙されるおバカさんは外交の世界にはいない」
この言葉は、外交の世界における嘘についての考え方を示しています。
嘘つきだとレッテル貼られてしまうと、友人関係や恋人関係でも誰も信じてくれなくなってしまいます。
そのため、外交の世界でも、嘘というのはしてはいけないと言えます。
しかし、2回以上関わらなくなる相手や世界を欺く方法として、嘘は効果的な方法なのかもしれないです。
嘘つきは、信頼されない
「外交は、現実主義と理想主義を常に統合しないといけない」
この言葉は、外交は現実主義と理想主義のバランスを取ることが重要であることを示しています。
現実主義は、今の状況を想定して、その中で一番賢く生き抜く道を示す考え方です。
そのため、現実主義と理想主義なら現実が勝つと言えます。
しかし、現在の泥沼からどう抜け出すかという点になると状況が変わります。
泥沼の中でどう生きるかが現実主義であって、泥沼からどう抜け出すかは、理想や理念がなければ出ることはできません。
そのため、理想主義ならば泥沼から抜け出せるが、現実主義では泥沼の中で生きることになります。
「現実主義だけでは泥沼から抜け出せない」というのはとても考えさせられる考え方だと言えます。
外交は人生と同じで、理想と現実のバランスを持つことが大事