みなさん、「悪」と言ったら何を思い浮かべますか?
「この世からなくなって欲しいもの」「シンプルに怖くて関わりたくない」と思い浮かべる人もいるでしょう。
そんな今回は、「悪について知っておきたい5つの名言」を紹介していきたいと思います。
新たな雑草を目指してLets Go!
「悪人は必ずしも常に悪人とは限らない」
人間は、単純化することを好みます。
そのため、悪とレッテルを貼られた人は全てが悪いと考えられやすいが、本当は常に悪人というわけではないのです。
悪人は全ての行動が悪という考え方があるからこそ、ちょっといいことをしただけで悪人は賞賛されるのです。
善人もずっと善人ではないことと同じ
「何を悪とみなすかが、その人が集団の属するか否かを示す一種の『身分証明』となる」
この言葉は、善悪を集団内ではっきりさせることで、集団を乱す人間を集団に入れないようにする方法を示しています。
学校や企業という人が集まった集団になった時にあらわれる、意味のわからない謎ルールができる理由は、これが原因なのです。
謎ルールを守る人が善で、守らない人は悪と考えることで、組織を維持する上で必要な人を選別しているのです。
集団を維持するために、善悪を理由にする
「悪の本質は、徒党を組むこと、組みたがること」
この言葉は、悪事を起こそうとする時、個人より集団でたくらもうとすることを示しています。
個人による犯罪は責任が全て個人へと向けられる。
しかし、集団であれば責任が分散されることで、悪へのハードルが下がる。
そのため、悪事を行う時は、集団で行うとすることの方が多いのです。
一人だと怖いけど、みんなと一緒ならできる
「知恵も理性も、むきだしの憎悪と狂気の前にはあまりに無力だ」
この言葉は、人間の悪意ある感情の強さを示しています。
怒っている人に論理的に話しても言うことを聞いてくれません。
そのため、憎悪や狂気という感情に対しても、知恵や理性で対応しても意味がないことを表しています。
感情には、感情をぶつけるしかないのかもしれない
「悪は善の事を知っているが、善は悪の事を知らない」
この言葉は、善と悪のお互いの理解について示したものです。
善には悪とは違った脆さが存在する。
世は善のみにあらず。また、悪のみにあらず