『話を聞かない男、地図が読めない女』の要約と感想

話を聞かない男、地図を読めない女タイトルと喧嘩する男女 書籍レビュー

みなさん、『男性』『女性』の違いとは何でしょうか。

「身体的な違い」「価値観の違い」など、いくつか思い浮かびますね。

そんな男女の違いについての疑問に答える本として、今回はアラン・ピーズさんとバーバラ・ピーズさんが書いた「話を聞かない男、地図を読めない女」という本を紹介していきます。

考える雑草
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話を聞かない男、地図が読めない女の書籍

『話を聞かない男、地図が読めない女』の要約

男と女の間には違いが存在する

この本では、男性と女性の間には違いが存在し、それについての理解が求められていると述べられています。

男性は一般的に空間認識能力物事の抽象的な考え方において優れており、一方で女性は感情社会的な関係において強みを持っているとされています。

これらの違いは事実として提示され、異なる性別間の特性を理解することが重要であると強調されています。

本書は、男女の違いを単なる性差別の根拠としてではなく、互いの強みを尊重しつつ共に協力し合う基盤を築くための考え方として提示しています。

気になった内容

「コミュニケーションにおいて、解決策も求めていない。ただ、話したい」

この言葉は、女性と男性に関係なく、人間は自分の話をする時は非常に興奮することを示しています。

そのため、コミュニケーションにおいて相手に話しをさせることが重要であると言えます。

また、この本の中では女性に服装などの二者択一を聞かれた場合、女性にどちらに決めているかを聞き返すことを勧めています。

考える雑草
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聞く耳だけで十分

「女に必要なのはセックスする理由、男に必要なのはセックスする場所」

本の中で作者は、女性は相手との関係が確実のものになり、感情面の結びつきが得られそうな手応えがないと、セックスへの欲望がわかないと述べています。

一方で、男性はとにかくセックスをしたがると言及しています。

こうしたことから、男女の間にはセックスへの考え方に違いがあることがわかります。

そのため、男女によってセックスの捉え方が異なることを認識し、相手の気持ちを尊重しながら愛を築いていくことが大切だと言えます。

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お互いのリスペクトが大切

「もし各国の指導者が女なら、それだけで世界は平和になるはずだ」

本の中で作者は、男性の敵を打ち倒すという戦争ロボットとしての能力は現代社会には必要にはされず、女性が強みとして持つコミュニケーションを通じて人間関係を円滑する能力の方が現代社会には必要とされていると述べています。

そのため、現代社会で生きていく上で、人と円滑に交流する女性の持つ能力を重要だと言えます。

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女性は平和の女神

読んで得られたこと

「話の種になるぐらいの軽い話」

「話を聞かない男、地図が読めない女」という本の中で、男性と女性の間には多くの違いが存在することが紹介されています。

例えば、男性は鈍感なため嘘に気づきにくいと述べられています。一方で、女性は感覚能力が優れており、視野が広いと述べられています。

この本では数多くの男女の違いを紹介されており、「へぇーそうなんだ面白い」という話の種になるぐらいの情報を本から多く得ることができます。

「男性と女性の間の相互理解・相互認識・相互共存」

「話を聞かない男、地図が読めない女」を通じて、男性と女性の考え方や捉え方を理解することができました。

男女は同じ人間ではありますが、まったく同じわけではありません。

そのため、相手の価値観を理解し、認め、共存していくことが重要であると言えます。

オススメ度

この本のおすすめ度は…星3つです。

★★★☆☆

この本は、男女の違いを強調し過ぎているため、あまりに枠組みに固執し過ぎているという問題点があります。

男女に関するその傾向が強調されているだけであり、個々の人に当てはまらないケースも存在することから、この本はあくまで参考程度に留めるべきだと感じ、星3つの評価しました。

結論

男性と女性の違いについて深く知りたいという方には、この本はピッタリだと考えます。

ただし、この本を読んで男性はこうであり、女性はこうだと一概に当てはめて考えることはあまりおすすめしません。

この本をあくまで参考にする程度にとどめ、相手について深く理解しようとすることの方が重要だと感じました。

もし、このブログを見てこの本に興味を持った場合は、ぜひ読んでみてください。

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全ては信じるな、参考程度に考えろ

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